違う世界を見てみる

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  • 2014年09月22日 08:59

お客さんの要求を聞いていると、理不尽なこともしばしば。

 「生きている世の中でこんなことがあってもよいのか!?」

しかし、もっと違う世界を知らないと、私の基準が間違っているのかもしれない。

では、そういう世界に足を踏み入れてみようか。

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

価格:713 円
版元:早川書房
発売日:2001年05月01日
作者:アゴタ クリストフ

3部作。

本を読むのに体力がいる、というのを感じたのは、これが初めてだった。


戦時中のふたごのお話から始まる。

淡々としている。

それだけに、凄みが伝わるが、それでも淡々としている。


戦争の悲惨さとか、それ故の貧しさとか、国が分断されたとか、そんな事柄を超えてしまい、全部読み終わった後は淡々とした性格に生まれ変わってしまった私であった。

砂の本 (集英社文庫)

砂の本 (集英社文庫)

価格:648 円
版元:集英社
発売日:2011年06月28日
作者:ホルヘ・ルイス ボルヘス

盲目の詩人、ボルヘス。

ウンベルトエーコの『薔薇の名前』にもボルヘスという名前が出てきたが、やはりこの人がモデルだったと聞いて納得。

この本は短編集だけど、この人の長編は少なかったと思う。

この人の小説も好きだけど、『幻獣辞典』のような編纂本もまた良し。

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

価格:607 円
版元:白泉社
発売日:1994年03月01日
作者:山岸 凉子

山岸凉子女史といえば、バレエと怖い話が思い浮かぶだろう。

が、SFも忘れられない。

SFではあるのだが、もしかしたらこの手の話が全然だめな人もいるかもしれないので、少し下調べしよう。


聖徳太子のお話だ。

そう書くと「おお、偉人伝か」みたいな感じに思えるが、そこは山岸凉子女史。

あやしげな世界が広がっている。

が、破綻していない。

もう、読ませる読ませる。

そこが一番恐ろしい。。。