キレキレな頭脳を持つ碓氷優佳が怖すぎる

  • satohu20xx
  • / 全 3 アイテム -
  • 2014年09月26日 19:13

石持朝海という作家をご存知でしょうか?知らないのであればぜひともおすすめしたい作家の一人です。


ミステリー作家として類まれなる才能を持つ彼女が描き出す作品の中で「碓氷優佳」という女性がいます。「碓氷優佳」は頭脳明晰で冷淡な女性として描かれているのですが、この女性がすごくいい味を出しているんです。


ということで、今回は「碓氷優佳」が登場する作品をまとめてみました。

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

価格:648 円
版元:祥伝社
発売日:2008年02月08日
作者:石持 浅海

最初に登場したのはこの作品だと思います。話の内容は同窓会で集まった人間の中の一人を自殺に見せかけて殺害した人間と、自殺したことに違和感を感じた「碓氷優佳」との心理戦が描かれた作品となっています。


刑事コロンボのように「碓氷優佳」が相手を少しずつ追い詰めていく様は非常に面白く、最後の最後で殺人犯に「碓氷優佳」がかける言葉はぜひ読んで感じて欲しいです。

彼女が追ってくる (祥伝社文庫)

彼女が追ってくる (祥伝社文庫)

価格:648 円
版元:祥伝社
発売日:2014年06月12日
作者:石持 浅海

「扉は閉ざされたまま」から時間が経った話になります。話の内容は殺人事件に巻き込まれた「碓氷優佳」がうざそうに殺人事件から開放されようとする話です。


イライラしながらこの場から解放されるために明晰な頭脳を遺憾なく発揮して誰にも角を立てずに就職させようとする話術には感心させられます。冷酷に追い詰められていく殺人犯は見ている側からすると可哀想に感じてきます。


最後の殺人犯とのやりとりは必読です。

君の望む死に方 (祥伝社文庫)

君の望む死に方 (祥伝社文庫)

価格:689 円
版元:祥伝社
発売日:2011年09月01日
作者:石持 浅海

この作品は今までとは全然違います。自分を殺させるために用意周到に自分を殺させる殺人手段を随所に散りばめた保養所へとまねきます。用意された殺人手段の数々を「碓氷優佳」がその明晰な頭脳で先回りして消していくのが非常にいいですね。


死にたがっている人間を殺させないように説得する「碓氷優佳」。今までとはぜんぜん違うのかと思わせながらも死なせないようにしている理由を読むと「碓氷優佳」は「碓氷優佳」なんだなとちょっと納得してしまいます。


その明晰な頭脳を遺憾なく発揮して最後に渡すの様をぜひご覧ください。